「旧ブログから移行した投稿」カテゴリーアーカイブ

PCのバグで一度ブログから消えた記事を、再投稿しました。経緯はあまり覚えていませんが、なぜかすべて2014年の投稿でした。

型作り

(2014/07/18 )

新型土鍋の型作りをしている。型作りは面白いけれども得意ではない。個人で焼き物を作っている私にとって型作りは仕事の一部であって全部ではない。
 
 

型屋さんというプロもいるが、私は自分で型を作っている。

 

技術的なこと等で、本を読んでも不明なことがある。そんな時はいろいろなことをする。別の方法や素材を試したり、友人に相談したりもする。

 

それでも分からなくて前に進めない時は、本の著者に連絡を取って教えを乞うたりもした。そんな時、著者の方々は例外なく親切に教えてくれた。

気孔が入りすぎて失敗、作り直し
 型作りを始めたころは、失敗の連続だった。けして安いとは言えない1袋25㎏の石膏を次から次へと消費し、しかも作業は進まなかった。当時、心の中で半ベソをかきながら作業していたのを覚えている。
 
 
現在、失敗はずいぶん減ったがやはり失敗はする。失敗の内容はじつに様々だが、人は常に失敗から学べると思う。

  

 

失敗という言葉が出て、いろいろな失敗を思い出した。物作りをしている人に失敗はつきものだと思うが、おそらく人一倍多くの失敗を私はしてきたと思う。失敗については、また書きたいと思う。

ツバメ

(2014/07/14 )

 2週間ほど前、我が家に燕がやってきた。壊れた巣の下に落ちていて、死んでしまうのではないか思えるほど弱っていたツバメの雛だ。爪楊枝の先に水を付けて、閉じたくちばしの合わせ目に浸み込ませるように与え、暫くすると少し動くようになった。小さな蛾を捕まえて口元に持っていき、嘴に触ると口を開いて蛾を食べた。その後、だんだん回復し、翌日には上の写真のとおり目も開いて次々とエサを食べ始めた。

 
 成虫になる前の小さなショウリョウバッタやトノサマバッタ、イナゴなどが畑にいたので、毎日30匹~40匹くらい捕って与えた。
 
 

写真はあまり撮らなかったので、途中経過もその後の写真も無いのが残念。

 つばめが我が家に居たのは2週間ほど。その間、小鳥用の練り餌やミルワームを買って食べさせたりもしたが、主食はバッタだった。親鳥に育てられる雛はおそらくバッタなどはあまり食べないのだろうが、喜んで食べた(と思う)。
 日に日に大きくなり、産毛が抜け、羽が伸び、目つきも大人らしくなり、羽ばたきの練習をするようになった。餌を自分で獲る練習をさせなければと思い、羽と後ろ足を取って逃げられなくしたバッタを前に置いたりもした。初めは口を開けて待っているだけだったが、同じことを数回繰り返したら、自分からバッタのところに行って食べるようになった。
 仕事の途中でツバメの近くに寄ると、口を大きく開け、羽を勢いよくバタつかせながら、
「ピーピー」と大きな声で餌をねだる姿は可愛らしく、作業を中断させられても悪い気はしなかった。一昨日、勢いよく飛び去ったツバメが元気に生きてくれることを願う。
 

石油ストーブの燃焼外筒

(2014/12/11 )

 写真は、工房で最近使い始めた石油ストーブ。燃焼外筒の色に気が付かれただろうか?このストーブはメーカーのオリジナル品ではない。このストーブは、燃焼外筒のガラスが割れ、ガードが無い壊れた状態で、処分を頼まれて知人から預かったものだ。汚れてはいたが、掃除をすればきれいになると思えたので、修理を試みた。実は以前から、石油ストーブの燃焼外筒をいじってみたかった。燃焼外筒は透明なガラスで出来ているのが通例だ。正確な事は知らないが、この筒は、かなりの高温に曝されて、頻繁な加熱と冷却を繰り返すのだから、熱膨張が少ない石英ガラス製だろうと推測できた。となれば、それは低膨張セラミックスで代用できる筈だろう。しかも、石英ガラスよりも低膨張セラミックスの方が熱容量も大きく、遠赤外線放射特性にも優れているから、かえって良い結果になるのでは、と考えた。

 低膨張セラミックスで燃焼外筒を制作し、ストーブに装着して使ってみると、しっかりと暖まることが分かった。自己責任での使用なので、安全性については、自分なりに考えられる要素を自覚している。「どこかのストーブメーカーが、こんなパーツの制作を私に依頼してくれたら、こちらの経済も少しは好転して、開発にもっとお金をかけられるのに」、などと考えてしまった。