棚作りと倉庫の補修

お世話になっている会社の倉庫の一つに、材木が山積みになっていた。素性のいい山の木を入手して家を建てた残りだという。柱や板から端材まで、寸法はさまざまだった。その材木を譲り受け、結果として倉庫内を片付けることになった。材木は2tトラック2台ほどの量で、私としてはありがたい限りだった。

お礼として、私がその材を使って倉庫内に棚を作ることになった。帯鋸にかけてあった材を、あらためて昇降盤で引き割ってカンナをかけたり、素人段取りなので思った以上に時間を要した。

下段はパレット置き仕様で、中段と上段のみ板張りを行なった。アジャスターを制作して柱の下部に仕込み、基礎代わりとした。腐食が進んでいた倉庫の鉄骨柱と、水はけが悪い状態だった鉄骨柱の基礎の補修も同時に行なった。また一部の外装角波トタンに劣化が生じて穴が開いていたため、こちらも最低限の補修を行った。

お礼のつもりだったのに、けっきょく手間まで出していただき、恐縮したけれども有り難い限りだった。いつもと違う仕事は、新鮮で楽しい。