依頼を請けて制作したフェンスが出来上がった。このフェンスは農林機械を扱う会社の敷地内に設置したもの。シャープで硬質な印象のアルミ板と、温かさと広がりを感じさせるハードウッド(ウリン)の組み合わせが、はからずも機械(人工物)と自然の共存を象徴しているようにも思え、自然に働きかける農林機械を扱うこの会社にふさわしいように感じるのは、制作者である私の僻目か。
依頼されなければこのような仕事も経験できないので、機会をいただいたことに感謝したい。また、このての仕事は久しぶりで、経験も多くはないことから、詳しい友人や身近な人に多くの教えと助言を受けた。そんな人とのつながりの大切さやありがたさを再認識することができた貴重な機会でもあった。